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DSO Shell (DSO150) 中華オシロ自作キットを買ってみた。

ArudinoとかRPiとかで遊んでいると,やはり信号を見たくなることが少々ありませんか?

オシロは持ってるのですが,実家においてきてしまったので,
自宅でも簡単に波形を見れるようにしたいなと思っていたのです。

しかし,案外と測定器類は置く場所に困るというのもあるので,
PCにつなぐタイプのオシロにしようかなと思っていて,お得意の中華サイト(Aliexpress)を物色していたら,
何やら「オシロスコープキット」なるものを発見したのです。

JYE Tech: DIY Oscilloscopes

要するにオシロスコープの組み立てキットで,平面部品が実装済みの基板と
その他のディスクリート部品がセットになっているという代物です。

調べてみると,国内でも売ってるところにはあるらしいですが,
比べてみるとなんだか高いので,
Aliexpress にあった一番小型の「DSO150」をポチってみました。(送料込みで22ドル)

とりあえず,平面部品は実装済みですし,
組み立ては取説にしたがって抵抗とアナログ部のキャパシタとかをハンダ付けするだけなので,
超簡単なんですが,300Ωの抵抗をキットに入れ忘れたらしく,入ってなかったので手持ちの 100Ω+200Ωで
適当に作って付けてあります。

問題は,調整がいくらやっても取説通りにならない。。
(DCカップリングモードで調整しろって書いてあるんですが,
なんか表示が画面外に飛んでいってしまうという。。)

で,困った挙句にメーカのフォーラムを読んでいたら,
どうやらファームウェアのバグっぽいです。。(一応アップデートできるらしい)

メインマイコンが STM32F なので一応 ARM Cortex-M が載ってるんですが,
アップデートはどうやら,デバッグ用のポートに ST Link のデバッガ繋いでやるっぽいです。。
(とりあえず,STMのケーブルなんかないのでそのうちアップデートしよう。。)

まあ,ACカップリングに設定しとけば調整可能なので,しばらくはこれで使ってようかな。。

表示もカラーで見やすいですし,とりあえず必要最低限の機能は一通り揃っているので,
おもちゃとしては十分使えそうですね。

ちょっと残念なのは,電源が DC9V なんですが,電池用のコネクターも基板上にあるのに,
ケースの容積的に9Vの角型電池を内蔵するのが厳しそうな点。。

USB電源(DC5V)でも動きそうだったので試したんですが,起動はするものの挙動がアヤシクなるので
やっぱりダメなようです。。

電池式ならテスター並にお手軽ですし,何より電源のノイズ拾わないで良さそうなんですけどねー。。
これは,3Dプリンタでケース再設計しちゃおうかな。

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