アメリカに生活の拠点が移ってから私生活が忙しかったのもあって、このサイトも放置していたが、最近は時間が取れるようになったのでたまにはなにかを書いてみる。

アメリカに居るからといって、人のやることなんてそう変わるわけもなく、日本に居た頃と変わらずなにかを修理したり作ったりすることが多い。日本から引っ越してくるときに、日本で使っていた工具や部品をほとんど持ってきたので、アメリカでも何も困らずに作業ができる。

S-993Aは安いことで有名な中華製のハンダ吸い取り機だが、スルーホールの部品を取り外すなどの作業で重宝していたのだが、それで、この前電子工作をするときに使おうとしたら一向に温まらない。

おかしいと思い海外のサイトで調べてみると、どうやらヒーターの部分が壊れやすいらしい。そこで、自分のも分解してヒーターの部分をテスターで測定してみると、確かに断線していた。

S-993Aは中華製とはいえ、ヒーターコアだけでAliexpressで売っているようなので、早速注文して交換してみた。ちなみに中国からCAまでの送料込みで20ドル程度だった。220V用と110V用があるので、110V用を買うことを忘れないように。

交換自体は難しくはなく、基盤にはんだ付けされているヒーターとセンサーの線を外して、ヒーターコアを取り外して新しいものを取り付けるだけである。

交換後、電源を入れてみると、ちゃんと温まるようになった。これでまたしばらく使えるだろう。

しかし、部品の供給に不安があるし、予備を買っておいた方がいいのかもしれない。