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Windows boot loaderでWin10+Linuxのマルチブート環境を作る

      2016/01/03

Windows boot loaderを活かしたままWindows10とDebian8とのマルチブート環境を作ります。

まえがき

自分のX220はWindows10とDebian8とのマルチブート環境になっているのですが,
WindowsとLinuxのマルチブート環境を作る時のブートローダーとして次の選択肢があると思います。

  1. ドライブのMBAにgrubをインストール
  2. ドライブのMBAにWindows boot loaderをインストールし,チェーンブートで
    パーティションのMBAにインストールされたgrubを呼ぶ

1の選択肢はWindowsを入れた後で何も考えずにLinuxをインストールするとこうなりますが,
多分SecureBoot絡みでWindows8以降は面倒になるんじゃないかなと

実は試していない。(そんなに問題ないのかもしれないけど。

2の選択肢はLinuxを入れるときにMBAにgrubをインストールせずに基本的にはWindows boot loaderを使う方法です。

で,個人的にSecureBoot絡みで面倒そうだったので,今回は極力Windows側を弄らない2の方法を紹介します。

1. OSのインストール

2の方法では,まず先にWindowsをインストールし,
次にLinuxを別のパーティションにインストールし,grubをパーティションにインストールします。

Partition image

2. パーティションのMBRを引っこ抜く

grubをインストールしたパーティションのMBRをddで引っこ抜いておきます。
rootかsudoで,

% dd if=/dev/sdb6 of=grub.dd bs=512 count=1

 

こうやって作ったイメージファイル(grub.dd)をどっかWindowsから読める場所に置きます。
(例えば C:\ 直下とか。)

Settle mbr file

Settle mbr file

3. Windows boot loader の設定をする

WindowsでWindows boot loaderの設定をします。
管理者権限のコマンドプロンプトで以下のようにします。

$ bcdedit /create /d "<Label>" /application /bootsector
$ bcdedit /set {entry id showed above} device partition <partition you settled the mbr image file>
$ bcdedit /set {entry id showed above} path \<path to you settled the mbr image file>
$ bcdedit /displayorder {entry id showed above} /addlast

 

BCDEdit

次に,Computer -> Property -> System Property -> Advanced -> Startup and Recovery で
OS一覧の表示時間を調整します。(英語版Windowsしか持ってないので日本語版は適当に読み替えてください)

Startup and Recovery

Time to display list of operating systems の項目を適当な秒数に設定します。

4. 起動テスト

そのまま再起動すると,起動時に以下のようにOSの選択画面が出てくるようになります。

wpid-imag2306.jpg

Windows10からなんか随分リッチなUIになりましたね。。
このままOSを選択すれば,選択したほうが起動してきます。

 

 - linux, windows